2019年6月4日からの新商品として、創業当時の味を再現した「創業ビーフカレー」(税込490円)が登場した。
何百、何千と松屋の商品を堪能してきた私は、とても興味深さを感じさせるメニューであった。
なぜなら、私にとって松屋のカレーは「とてつもない辛さで、食べらない。」
それが故に「創業ビーフカレー」は私への挑戦状だ。
松屋の
「創業ビーフカレー」を
食べてきた
よし、さっそく食べに行こう。
店頭には、新メニューの登場を知らせるポスターがかかげられていた。
普通のカレーと何が違うのだ?松屋幹部は「辛さこそがカレーだ」など考えているに違いない。
そう思いながらも私は店内へと足を進めた。
食券を買う
わずかな期待と希望を持もちつつ松屋の戦略通りに食券を買うとしよう。
ここでライスを並盛りか大盛りにする半刻ほど悩んだが、万が一、食べにくかった場合を考慮して並盛りを選択した。
店内に入るとすぐ鼻腔をくすぐる豊かなスパイスの香りでつつまれていた。
席に着くと、先に注文した客を押しのけて、私のカレーが到着した。時間は2〜3分といったところだろう。
これが到着した「創業カレー」だ。
スパイスの香りがF1カーのごとく鼻を抜ける。私の食欲を強く刺激するのであった。
カレールーはドロッとしている。
牛バラ肉がトロトロになるまで煮込まれ、ほぐれた肉がルーに溶け込んでいた。
一口食べる。そしてもう一口。また一口…。
うまい。
うますぎる。
なんだこのうまさは。
私の腹が減っていることを差し引いても、うまい。
先に感じたのはフルーティーな甘みだ。そして後からスパイスの辛さが来る。しかし、そこまで辛くはない。
定番のカレーにはない、甘みと辛さの配分が見事であり、互いを支え合っている。
同時に圧倒的な牛肉のコクが口の中に押し寄せ、余韻を残す。最後の一口まで飽きることなく、肉のうまみを堪能できたことがまだ記憶に残っている。
目立った改善点がない素晴らしい一品だ。
まとめ
この創業カレーをレギュラー化して欲しいと思ったのは私だけではないだろう。
それほどの衝撃とケチの付けようのないうまさであった。創業当時の味を再現した「創業ビーフカレー」に深く感謝したい。
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