リハビリ養育校に入学する前に考えておいた方が良いこと

リハビリテーション
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リハビリ養育校に入ろうか悩んでいる方向けの記事です。

 

 

リハビリの仕事に憧れるけど、どんな勉強をするんだろう?

 

 

 

・どんな勉強をするかわからない

・臨床実習ってなに?

・国家試験って難しいのかな

・療法士になってからの仕事は?

 

こういった不安をもっている方は多いはずです。

 

 

● 本記事のテーマ

リハビリ養育校に入学する前に考えておいた方が良いこと

 

 

 

● 私は7年目の作業療法士です。

記事を書いている私は、作業療法士になって7年がたちました。

実習は落ちこぼれでしたけど、国家試験は200点以上で合格しました。

 

 

入校を考えている方への前置きメッセージ

本記事では「リハビリ養育校に入ろうか悩んでいる方」という方に向けて書いています。

 

この記事を読むことで、「リハビリ養育校での大まかな流れ」をイメージできるようになると思います。

 

ですが、本記事の内容は「ネガティブな表現」が多いため、前向きに入校を考えている方にはおすすめしません。

 

それでは、さっそくみていきましょう。

 

①勉強が大変

 

学校に入ってみて、私が思ったことは、「勉強がガチで専門的」だったということです。

 

養育校は10代〜20代前半の年齢で入学する学生がほとんどです。ですが、何を勉強していくかいまいちピンときていないです。

 

養育校に入って「こんな勉強しないといけないんだ」と感じてしまうと、勉強についていけず「こんなに苦労してなるもんじゃないな」と諦めてしまう方が多いです。

 

 

具体的な勉強内容

 

具体的にはどんな勉強をするのかというと「基礎分野・専門基礎分野」などがあります。

これらは何かというと「解剖学、生理学、運動学」などです。

 

ここで上の画像のような「遊びながら楽しそうに働けていいな」ぐらいの気持ちで養育校に入ったら痛い目にあいます。

 

この画像のような療法士になるためには、医療に関する「解剖学、生理学、運動学」などをしっかりと学ぶ必要があります。

 

 

次に「専門分野」があります。

具体的には患者さんへの「治療の仕方」や「体の状態を調べる」といった内容です。

 

とにかく卒業するまでに「覚えること、体で学ぶこと」が、多いです。

 

当然ながら、これらの「基礎・専門分野」には定期試験、「専門分野」には実技試験があります。

これらに合格しなければ留年です。

 

②臨床実習

 

実習とは、数週間から数ヶ月の間、病院などでインターンをします。

 

具体的には、上記で記載したように、実際の患者さんに「治療」や「体の状態を調べる」ことをします。

そして、その結果を「レポート」にまとめる必要があります。これらを実習先の先生に教わりながら、学んでいきます。

 

この実習で私は辛い経験をしたので、下記の記事を参照してください。

 

この臨床実習にも「合否」があり、合格しなければ留年です。

 

国家試験

学校での「定期試験・実技試験」に合格して、その後の「臨床実習」にも合格することで、ようやく国家試験を受けることができます。

この時点で入学時45人ぐらいいたクラスメイトは約半数ほどになっていました。

 

ここまで耐え抜いたら、「勉強ができる人間」にはなっているので、国家試験の勉強方法を間違えなければ合格することができます。

 

 

 

合格率は毎年だいたい75〜85%ぐらいあるので、すごい難しいというわけではないと個人的には思います。

 

療法士になってから仕事はどう?

 

リハビリテーション業界はどことなく、「体育会系」な場面があります。

 

また、患者さんに「より良いリハビリテーションの提供」ということで日々勉強が必要です。

 

給料もそれほど高いとは言い難いです。

 

まとめ

 

本記事では「リハビリ学校に入学する前に考えておいた方が良いこと」についてネガティブな表現で書かせて頂きました。

 

なぜかというと、よくわからずに入校して留年や学校を辞めてしまえば、学費や時間の無駄になってしまうかもしれません。

 

”本当にここまで勉強してなりたい職業なのか?”ということをしっかりと考えて、入校していただければと思います。

 

 

 

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