【リハビリ】退院後の生活は1日6000歩以上を目標にしよう

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はじめに

私は現在、外来リハビリテーションで勤務しています。

 

ほとんどの利用者の方は自身で歩いて来られますが、中にはサービス・家族に送り迎えして頂いている方もいます。

自身で歩いて来られる方の中には、当外来リハビリテーションにお越しになることが外出となり、社会への参加となっている方もいます。

 

利用者の中には「日常生活でどのような自主トレーニングをすればいいか」、悩んでいる方もいます。

 

療法士はその方にあって適切な方法を指導できればと思います。

 

今回は、歩行についてお伝えします。

 

1日4000歩を維持することが大切

中高年の体力・筋力低下を予防するためには、1日、約4000歩の日常生活の活動性を維持することが必要です。

 

国が推奨する70歳以上の高齢者の1日の歩行目標は下記となっています。

 

男性:6700歩

女性:5900歩

1日1300歩以下で再入院のリスク増加

病院を退院されて、日常生活で1日の歩数が1300歩以下再入院のリスク増加する報告があります。

 

そのことがら疾患にもよりますが、入院中に歩数を1日1300歩以上を目標にすることが良いとされます。

 

退院後の生活では、1日、6000歩以上を目標にすることが妥当と思います。

 

運動を継続する為には?

運動を継続するコツとしては歩数計、いわゆる万歩計を装着してもらい自分自身で記録をつけることが良いと思います。毎日の歩数を確認できることでモチベーションのアップにもなります。

 

ですが、いきなりたくさんの歩数を歩くのではなく、ベースラインを計測して、そこかから少しずつ1日500歩ほど増大して目標を上げていくことが良いと思います。

 

記録することが重要

タニタの歩数計は感度もよく、信頼性が得られシンプルで使いやすいです。

 

または、記録表を用意して毎日記録をつけて確認することがいいでしょう。

まとめ

リハビリでいくら一生懸命に運動しても日常生活で身体活動が一切なければ意味がありません。
患者様や利用者さんに1日どれくらい歩けばいいのと質問を頂いたら上記の目標歩数を参考にして頂ければと思います。
あわせてモチベーションを維持する方法も伝達しましょう。

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