【リハビリ】臨床実習に使える観察・臨床思考に必要なこと

リハビリ実習
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臨床実習に役立つ観察方法を紹介している記事です。

 

 

 

 

 

学内での基礎勉強を終えて、実習を控えている皆様、こんにちは、おはティー(ttohagi)です。

 

 

今回は、バイザーの経験が何度かある作業療法士の私が、実習において患者さんを観察するポイントをいくつか紹介します。

 

 

・デイリーレポートに何を書けば良いだろう

・何を観察して良いかわからない

など、お困りの方は必見の記事です。

 

 

基本的な情報を掲載しますので、デイリーレポートに活かして頂けたらと思います。

 




【リハビリ】
臨床実習に使える観察・臨床思考に必要なこと

 

リハビリ前の
全身状態の基本を観察

 

来室方法をチェック

リハビリ室への移動方法は全身状態がよく観察できます。

 

・自分で車椅子を自走できているか否か

・座位姿勢が崩れていたら体幹機能を疑う

・ブレーキやフットレストが自分で管理できるかなど、安全面に注意が向けれる能力があるか

 

などがが考えることができます。

第一印象

 

一日の初めの第一印象は大切です。

「見た目」「雰囲気」など、いつもと違う変化に気づくことが大切です。

 

例えば、

・「前日うまく眠れなかった」

・「お腹が痛い」

・「体がこわばる」

 

など、なんとなくいつもと違う様子から患者さんに寄り添うことができます。

また、それらがリスク管理となります。

 

 

挨拶・コミュニケーション

 

患者さんとであったら挨拶をして体調を聞くなど話かけそれに対する変化を観察しよう。

 

・声のトーン

・ボリュームから元気そう声が辛そうだな、風邪かな?

・精神的な不安を察知

 

リハビリに取り組む意欲や体調を考慮してリハビリ内容を変更することは良くあることです。

 

 

表情

 

表情は、リハビリに対する意欲の有無や脳への酸素血流量が判断できます。

 

血圧が低く脳血流量が少ない場合目から正気が失われ反応が鈍くなります。

 

同時に意識レベルJCS・GCSも併せて評価しておきましょう。

バイタルサイン

 

全身状態の把握はバイタルサインの測定が必須項目です。

 

基準値は「リハビリテーション医療における 安全管理・推進のためのガイドライン」に準じます。

 

しかし、バイタルサインは血圧よ脈拍だけではありません。

 

呼吸回数や体表温、浮腫なども同時に観察してみましょう。

 

まとめ

 

臨床実習では療法士のリハビリを観察することから始まることもあると思います。

 

その時に療法士の声かけの仕方や質問内容も注意深く観察してみましょう。

 

そうすればデイリーノートの幅も広がると思います。

 




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